人は既存の考えを変えることは簡単ではありません。マーケットが縮小してリピートは少なくなる中、取り組みを変えることはとても大きなものです。
現在、宝石貴金属製造卸の私たちにできることは何か。それは信義と誠意をもって信頼関係を結び、お得意様に奉仕をお約束することだと考えます。
商品を提案する営業と、材料の仕入れを行うバイヤーは担当が分かれているのが一般的です。しかし当社では、その両方を同じスタッフが担います。お客様の要望や気持ちを最も把握しているのは担当スタッフです。その担当スタッフ本人が直接仕入れを行い、その目で納得できる材料を厳選してこそ、本当にご満足いただける商品を提供できるのではないかという理由からです。
実際、甲宝商会のスタッフは担当するお客様のこととなると目の色が変わります。新しい商品の企画開発のためにデザイナー・職人と納得できるまで擦り合わせを行い、インドとの材料確保や交渉から工場への加工依頼、品質の確認まで。一人ひとり「信義と誠意をもってお得意様に奉仕する」ということを肝に銘じているからこそ、前向きな行動が生まれるのでしょう。
